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メールマガジンバックナンバー 2008/8

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ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!第十一号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/29(金) 23:03

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ゆっくりセミリタイヤ倶楽部

「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

まずあなたのマインドから変えます!!モチベーションアップに役立ちます
よ。

第10号 2008.08.28

http://semiretire.d2.r-cms.jp/

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

メールマガジンが10号になりました!


読者のみなさん、ありがとうございます。


毎日発行していて、楽しいです。


ブログは2004年の1月に始めました。ブログというものがあるということを

聞いて、とにかくやってみようと好奇心から始めたのでした。これが私の長

所といえば長所、短所でもあるわけですね。


後先を考えずに


「まず行動」


「走り出してから考える。」


「後で修正する」


最後の「後で修正する」がなかなか難しくていつも苦労しますが…。


というのは作ったものはなかなか「壊せない」のです。諦めが悪いといえば

そうなのですが、作った責任のようなものを感じます。


これは、実は会社を設立するという相談の時にいうようにしています。仕事

柄、そういう相談が多いですし、今までいくつかの会社の設立に関わってき

ました。そういうと偉そうですが、私自身は、大学を卒業してからずーっと

プラニングを手掛けてきましたので小さな会社の設立には関わることが多か

ったのです。経営コンサルをやるわけではないのですが、会社の柱となる事

業のアイデアを出す仕事を手伝ってきたわけです。


始めた頃は、バブルが始まる直前の時期でもあり、まだプラニングというこ

とが理解されない時期でもありました。


その頃からいろいろなアイデアを出して、それを企業化するということをや

っていたわけです。


その時からずーっと言ってきたことは会社を作るということは「子どもを生

むの」と同じ。一旦作ったら社会的な責任があるということです。私も若か

ったので学生起業家と後に呼ばれるような連中との付き合いが多かったので

すが、そういうことをいつも言っていましたね。


私の事務所(個人経営)のモットーは「発想をカタチにする」というもので

した。


この「カタチ」ということにこだわり続けて、いままでやってきました。


うまくいったもののありますし、もうなくなったものもあります。とにかく

単に金儲けではなく社会との関わりの中で「アイデア」を「カタチ」にする

お手伝いをしてきました。


今回、メルマガを始めたのも、何かの可能性をそこに見出しているからです。

ブームの底流に何かがあることを嗅ぎ取ったといっておきましょう。


「えっ!」と思った方もおられますよね。


「メルマガのブーム?もうとっくに過ぎ去ったもので、時代遅れじゃない

の?何言ってるの?」


そうなんですね。メルマガは一時期、広報の手段としてブームになりました。

多くの企業が発行していました。でも検索エンジンがインターネットユー

ザーの情報収集の方法として主流になり、さらに「スパムメール」が横行し

始めてから「メール」は使いずらいものになってしまいました。


なので「メルマガ」は今更古い。と考えるのは当然です。


しかし、答えは常に時代の先にあります。


まず、「スパムメールのフィルタリング」技術の進歩がこれから起こります。

スパムのないすっきりとした「メールボックス」を想像してください。


すっきりしたインターネットユーザーのメールボックスに受け入れられた

メールマガジンはメディアとして大きな力を持つことがわかってもらえたで

しょうか。


セミリタイヤ倶楽部では、こうした未来予測をもとにして新しいビジネスを

考えて、さらにそれを「カタチ」にしていきます。


一緒に未来志向でセミリタイヤを考えましょうよ。


アイデアと実行力でお手伝いします。あなたのアイデアと実行力もどうぞお

貸しください。相互の利益と情報交換をしていくサイトです。一緒にセミリ

タイヤの未来を開いていきましょう。


ゆっくりセミリタイヤ倶楽部のサイトは下からどうぞ。もちろん無料サイト

です。

http://semiretire.d2.r-cms.jp/

バックナンバーもそこで読めます。


【本の紹介】


岩井克人著
『資本主義を語る』

http://www.amazon.co.jp/blc5-22/dp/4062067382/ref=nosim/


***************************************
『誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない
成功の法則』

ジム・ドノヴァン著

第9回

**************************************
第二章「ものの見方を変える」

第9回 自分をほめる

これは日米共通のようです。自分に自信を持て、自分に対して低いセルフイ

メージを持っている人が多いが、ほめられたら素直に「ありがとう」といえ

るようになろうということです。


ただ私(50歳代男性)は最近の若者に多少の注文があります。学校教育の影

響なのかも知れませんが、根拠のない自信を持った若者によく出会います。


ビッグになりたい!というのが強すぎて、根拠がないのにそのように振る舞

う若者が多いように思います。でもそれは、何かで否定されると、立ち直れ

ないくらいに落ち込むのです。あたかも強く張りすぎたギターの弦のようで

す。


「オレ様化する子どもたち」諏訪哲二著
http://www.amazon.co.jp/dp/4121501713/blc5-22/ref=nosim


「他人を見下す若者たち」速水敏彦著
http://www.amazon.co.jp/dp/4061498274/blc5-22/ref=nosim

あたりがヒントです。


成功への提案 8

「あなたはほめられる資格がある。自信を持とう。」


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
<発行人>

森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

メールマガジン名
「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

ご意見ご感想は下記の投稿フォームで。
http://form.mag2.com/doueatimou

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!第十号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/28(木) 15:37

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ゆっくりセミリタイヤ倶楽部

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第10号 2008.08.28

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メールマガジンが10号になりました!


読者のみなさん、ありがとうございます。


毎日発行していて、楽しいです。


ブログは2004年の1月に始めました。ブログというものがあるということを

聞いて、とにかくやってみようと好奇心から始めたのでした。これが私の長

所といえば長所、短所でもあるわけですね。


後先を考えずに


「まず行動」


「走り出してから考える。」


「後で修正する」


最後の「後で修正する」がなかなか難しくていつも苦労しますが…。


というのは作ったものはなかなか「壊せない」のです。諦めが悪いといえば

そうなのですが、作った責任のようなものを感じます。


これは、実は会社を設立するという相談の時にいうようにしています。仕事

柄、そういう相談が多いですし、今までいくつかの会社の設立に関わってき

ました。そういうと偉そうですが、私自身は、大学を卒業してからずーっと

プラニングを手掛けてきましたので小さな会社の設立には関わることが多か

ったのです。経営コンサルをやるわけではないのですが、会社の柱となる事

業のアイデアを出す仕事を手伝ってきたわけです。


始めた頃は、バブルが始まる直前の時期でもあり、まだプラニングというこ

とが理解されない時期でもありました。


その頃からいろいろなアイデアを出して、それを企業化するということをや

っていたわけです。


その時からずーっと言ってきたことは会社を作るということは「子どもを生

むの」と同じ。一旦作ったら社会的な責任があるということです。私も若か

ったので学生起業家と後に呼ばれるような連中との付き合いが多かったので

すが、そういうことをいつも言っていましたね。


私の事務所(個人経営)のモットーは「発想をカタチにする」というもので

した。


この「カタチ」ということにこだわり続けて、いままでやってきました。


うまくいったもののありますし、もうなくなったものもあります。とにかく

単に金儲けではなく社会との関わりの中で「アイデア」を「カタチ」にする

お手伝いをしてきました。


今回、メルマガを始めたのも、何かの可能性をそこに見出しているからです。

ブームの底流に何かがあることを嗅ぎ取ったといっておきましょう。


「えっ!」と思った方もおられますよね。


「メルマガのブーム?もうとっくに過ぎ去ったもので、時代遅れじゃない

の?何言ってるの?」


そうなんですね。メルマガは一時期、広報の手段としてブームになりました。

多くの企業が発行していました。でも検索エンジンがインターネットユー

ザーの情報収集の方法として主流になり、さらに「スパムメール」が横行し

始めてから「メール」は使いずらいものになってしまいました。


なので「メルマガ」は今更古い。と考えるのは当然です。


しかし、答えは常に時代の先にあります。


まず、「スパムメールのフィルタリング」技術の進歩がこれから起こります。

スパムのないすっきりとした「メールボックス」を想像してください。


すっきりしたインターネットユーザーのメールボックスに受け入れられた

メールマガジンはメディアとして大きな力を持つことがわかってもらえたで

しょうか。


セミリタイヤ倶楽部では、こうした未来予測をもとにして新しいビジネスを

考えて、さらにそれを「カタチ」にしていきます。


一緒に未来志向でセミリタイヤを考えましょうよ。


アイデアと実行力でお手伝いします。あなたのアイデアと実行力もどうぞお

貸しください。相互の利益と情報交換をしていくサイトです。一緒にセミリ

タイヤの未来を開いていきましょう。


ゆっくりセミリタイヤ倶楽部のサイトは下からどうぞ。もちろん無料サイト

です。

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バックナンバーもそこで読めます。


【本の紹介】


岩井克人著
『資本主義を語る』

http://www.amazon.co.jp/blc5-22/dp/4062067382/ref=nosim/


***************************************
『誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない
成功の法則』

ジム・ドノヴァン著

第9回

**************************************
第二章「ものの見方を変える」

第9回 自分をほめる

これは日米共通のようです。自分に自信を持て、自分に対して低いセルフイ

メージを持っている人が多いが、ほめられたら素直に「ありがとう」といえ

るようになろうということです。


ただ私(50歳代男性)は最近の若者に多少の注文があります。学校教育の影

響なのかも知れませんが、根拠のない自信を持った若者によく出会います。


ビッグになりたい!というのが強すぎて、根拠がないのにそのように振る舞

う若者が多いように思います。でもそれは、何かで否定されると、立ち直れ

ないくらいに落ち込むのです。あたかも強く張りすぎたギターの弦のようで

す。


「オレ様化する子どもたち」諏訪哲二著
http://www.amazon.co.jp/dp/4121501713/blc5-22/ref=nosim


「他人を見下す若者たち」速水敏彦著
http://www.amazon.co.jp/dp/4061498274/blc5-22/ref=nosim

あたりがヒントです。


成功への提案 8

「あなたはほめられる資格がある。自信を持とう。」


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<発行人>

森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

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ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!第九号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/28(木) 13:44

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第9号 2008.08.27

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昨日のメルマガで経済的独立ということを書きました。


実は経済的独立を果たすためには精神的な独立が先にあることも。


この精神的独立をいとも簡単にできる人もいるけれども、日本人は横並びに

競争することしか教育されていないので、これがちょっと難しいことも。


えっ、そんな話だった?


ええ、いいたかったことはそういうことでした。


だからセミリタイヤを実現件するためには相当の決意をしなければ途中でく

じけてしまうかもしれません。


もうひとつのこと。


それでもおそらく望むと望まざるとにかかわらず、今の日本のままではうま

くいかないということです。日本柔道が示しているようにお家芸(言い換え

れば「強み」ということになります)が通用しないグローバルの波が津波のよ

うに日本に襲いかかろうとしているのです。


日常にとどまっていても否応のない変化が私たちの将来にもやってこようと

しているのです。


それならは一緒に一足先に歩き出しましょうよといいたいわけてす。


なぜ一緒なのと思う人がいるかもしれません。


森田の主張は「一人で」ではないのかと。


理想はそうかもしれませんが、私を含めて日本の教育の中に育ってきでいま

すので、いきなりは無理なんですね。そこは現実路線を取りましょうよ。


このメルマガでアメリカ人のドノバンという人の『誰でもできるけれども』

という本を取り上げて毎日ひとつずつ紹介していますが、それを通してずい

ふん不思議な思いになります。誰にでもできるのに…という本てすから一見

あたりさわりのないことが書いてあるようなのですが、日本人である私には

ちょっとした「幻惑感」があります。


特に昨日の箇所ははっきりとそれを認識できた場所でした。


なんでも変えたがるアメリカ人に対しては、変えられないろものを受け入れ

る冷静さを与えたまえと祈ることを先にもってきています。ただこの祈りを

日本に紹介するときに日本人のメンタリティを考えると「変えられるものを

変える勇気を」ということを先にもってきた方がよいと考えた人がいたとい

うことです。(詳しくは昨日のメールマガジンをお読みください。バックナ

バーはhttp://semiretire.d2.r-cms.jp/

またはhttp://www.mag2.com/m/0000270932.htmlで読めます。)


ちょっと一緒に励ましあいながら、新しい波に乗ってみませんかということ

です。グローバルとITの波に。

今日はここまで。


読者が思うように増えていきません。何か手を打たないといけませんかね。

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『誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない
成功の法則』

ジム・ドノヴァン著

第8回

**************************************
第二章「ものの見方を変える」

第8回 自分を否定しない

これも日本人とアメリカ人の違いがおもしろいTipsです。「日本人なら自分

を否定しない」と聞くと、「そうか、今の自分を受け入れる(認める)とい

うことだな」と思うじゃないですか。違うんですよ。書いてあることをみて

びっくりしました。


ちょっと引用してみます。


「ここで言う否定とは、たとえば、理想体重より20キロほどオーバーしてい

るのに、自分は骨太なんだと無理に思いこもうとするようなことだ。あなた

は本当に骨太なのか?それとも食べ過ぎと運動不足のせいで体重が増えただ

けなのか?


現在の自分の姿をきちんと受け入れよう。それがいいものであっても悪いも

のであっても。今自分がいる場所をきちんと認識しよう。これはなにも、理

想体重になるためにダイエットをするのをやめろといっているわけではない。

ただ単に、まず初めに現在の自分の姿を正確に知る必要があるといっている

だけだ。」


そして成功への提案として「まず受け入れよう。そうすれば変えることがで

きる。」


違うでしょ。これがコミュニケーションギャップを生むんですね。きっと。


日本人は「自分を否定しない」という言葉から「自己嫌悪してはいけない」

というような内面的な意味にとらえますが、少なくともアメリカ人であるジ

ム・ドノヴァンは外面的な自己の姿を受け入れろというわけです。


言われていることがわからず、このことがわかるまで半日かかりました。

違和感の原因は内面と外面の違いだったのです。文化の違いとはこういうも

のですね。うまく言いあらわせないまま、しっくりこないけどそのままいく

と後で大変なことになるわけです。


結論的には面白い発見でした。


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<発行人>

森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

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ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!第八号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/27(水) 15:04

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ゆっくりセミリタイヤ倶楽部

「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

第8号 2008.08.26

http://semiretire.d2.r-cms.jp/

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

北京オリンピックも終わりました。

昨夜はNHKで総集編を見ました。感動をありがとうと選手たちには言ってあげたいで

すね。


盛り上がりはどうだったのか気になるところだが、やはりオリンピックも選手たち

も変化してきているように感じます。


NHKの総集編の中で印象的だったのは日本柔道と世界の柔道の違いでした。一本勝ち

にこだわる柔道とポイント制になってからポイントで勝ちに行こうとする世界柔道

の戦い。選手たちの心が揺れているのがわかりました。


その中で発言や行動で問題になった100キロ超級の石井慧(さとし)選手の戦いぶり

です。解説がなければわからなかったのですが、彼は世界基準に合わせて勝ちにい

った選手でした。


技をかけて一本を狙いにいくのが日本の柔道であるとすると、ポイントを取るため

にレスリングのタックルまがいに低く相手の足を狙っていくのが今の世界のJUDOUだ

というのです。技をかけるためには相手と組まなければいけませんが、組ませても

らえないわけです。石井の柔道はむしろポイントを取りに行く柔道に徹したわけで

す。決勝戦はポイントを稼いだら、あとは時間を稼ぐといういままでの日本柔道に

ない戦術を取り、優勝。


おそらく、日本代表になるまでの彼への日本柔道界からの風当たりは相当なもので

あったと思います。試合当日も実況放送を見ていましたが、解説者が彼には厳しい

ことをいうわけです。積極性がないというような。国内選考会での彼の戦いぶりに

は注文がついていたようでした。


彼が優勝した時にインタビューでしゃべった奇異な一言一言に実はこういう背景が

あったのだとわかり、昨日の放送後、妙に納得しました。「斉藤監督のプレッシ

ャーに比べれば日本代表というプレッシャーなど屁でもないです。国士舘のために

がんばりました。」というようなことをしゃべったのですが、その時は「なんだこ

いつ」と思いましたし、解説者も「石井にはしゃべらせない方がいいですね」と発

言しました。


彼が戦ったのは世界の柔道とではなく、日本の柔道界という組織との戦いではなか

ったかとさえ思えてきました。


優勝直後の先週の週刊誌の電車の中づりには石井選手がウツであるというような書

き方がされていました。そういうプレッシャーとの戦い。見えない組織とのプレッ

シャーの中で金メダルを勝ち取った石井選手のことを見直しました。


もちろん、女子の谷本歩実選手のように日本柔道の伝統の一本勝ちにこだわり続け

金メダルを取った選手もいます。ただ多くの選手が苦しんでいるのだとわかりまし

た。それは、おそらく日本柔道界という組織との戦いでもあるのです。


今日、このことを書いたのは、「個」と「組織」ということを言いたかったのです。


すでに世界ではインターネットによって「個」で生きていく環境が整いつつありま

す。


そして、それは確実にこれからの生き方になっていくと思われます。たとえ組織の

中にいても「個」ということを意識した仕事の仕方が求められます。


日本のお家芸「柔道」のように、組織の調和をお家芸としてきた日本企業は世界に

取り残されていきます。


「セミリタイヤ」とはそういうことだと思うのです。


多くの読者が、いやそんなことではなくて金儲けをして、はやく経済的に自由にな

りたいのだ、と思っておられるでしょう。あるいは現在、経済的に不安な時代だか

らしっかりと将来の備えをしたいって。


いやインターネットの世界にビジネスチャンスがあるし、それを実践したいという

方もいるでしょう。


それでいいのですが、そこにいけるかは実は私たちの中の「常識」との戦いである

と考えています。


儲けるという行為あるいは言葉への心理的抵抗というのはかなり多くの人が持って

いるのです。

だから「突き抜ける」ことができない。「儲ける」ことに徹しきれない自分がある

のです。


どうしても「個」で生きていくためには、石井選手のように他からどう見られても

勝ちにいくという強さが必要です。


「セミリタイヤ」を実現するためには実はこの表面的には「組織」や内面的には

「常識」との戦いを乗り越える必要があります。


実践には「儲けに徹しきった」割り切りがどうしても必要です。


なぜ、ここまで、実践のことを言わずに「セミリタイヤ」の意味について毎日強調

するのか、わかってもらえれば幸いです。


出発の時点でこれがなければ途中で迷うからです。くじけるからです。それは自分

の中の「常識」との戦い、あるいは「ここにとどまっていたい」という現状維持の

思いとの戦いです。


世界の動きを見ていると、「現状維持」の戦略はとても危ういものに見えます。


今日で8号目になりましたが、このメルマガがいいたいことは少しづつ理解していた

だけるようになったのではないでしょうか。


今日の結論


セミリタイヤとは現状維持をしようとする自分自身の内面的な戦いであり、組織の

なかで「個」を生かしていく外面的な戦いである。

きょうはここまで。

--------------
とにかく以下の2冊の本は読んでみてくださいね。インターネット時代を生きるため

の指南書だと思います。

梅田望夫 著

『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480062858/ref=nosim/blc5-22

『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか 』(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480063870/ref=nosim/blc5-22

***************************************
『誰でもできるけれど、

ごくわずかな人しか実行していない

成功の法則』

ジム・ドノヴァン著

http://www.amazon.co.jp/dp/4887591268/ref=nosim/blc5-22

第5回

**************************************
「ありのままを受け入れる」

この本と付き合ってみて、 一読では読み飛ばしてしまう細かな日本人との違いに
気づかされます。今日の箇所などがそうです。日本人ならありのままを受け入れる
というと、諦念観のような感じがしますが、アメリカ人は、そうではなく、その先
があるのですね。

静謐(セレニティ)の祈りをしようと書いてあります。これについては後で少し触

れます。

結論として

「変えることのてきないことを受け入れよう。変えることのてきるものは変える勇気

を持とう。」

と書いてあります。

--------------

これはアメリカの社会倫理学者で大統領の政治顧問を務めたラインホールト・ニー
バーの祈りとして有名です。実はこれを座右の銘にしている政財界人は多くいます。

英語と日本語で紹介しておきましょう。

O God , give us serenity to accept what cannot be changed,
courage to change to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与え

たまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを

与えたまえ。そして変えることのできるものと、変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。

はじめにリーダーズ・ダイジェストに名前が明かされずに紹介され、後にニーバー

の祈りとして知られるようになったものです。日本語訳は神学者でアメリカ留学し

ニーバーの元で学んだことのある大木英夫博士なのですが、日本語訳をよく見ると

英語と少し順序が違います。わかりますか?日本人に変えることのできないものに

ついてを先にもってくると、そのまま、諦めてしまう。そう考えて、逆にしたとご

本人から聞きました。アメリカ人は何でも変えようとする。日本人はとどまろうと

する。だからニーバーは変えることのできないものを受け入れる冷静さを持てとい

い、大木博士は変えることのできることを変える勇気を持てと強調されたわけです。

なるほどと思いました。


これまでのTips
第1章 始める
第1回「今すぐ始める」
第2回「行動を起こす」
第3回「好きな仕事をする」
第2章 ものの見方を変える
第4回「ものの見方を変える」

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森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

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ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう! 第七号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/26(火) 13:28

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第7号 2008.08.25

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月曜日です。

この前もう少し深くふれてみようと思っていた本『成功本はムチャを言う!?』で
す。

この本も結論的に成功本の一種なので、そこがへそ曲がりな私としては気にいらな

いのですが、成功本の作者(成功者)の性格分析が気にいってのでもう一度紹介して

みようと思ったのです。

人がどのような行動に一番の価値を置くかで四つの類型に分けられるそうです。

■目標達成的傾向  行動重視。やってみないとわからないという思考傾向。


■親和的傾向 調和することを重視。「みんなはどうか」「タイミングや段取りは

いいか」という思考傾向

■献身的傾向 愛し愛されることを重視。「何をしてあげられるか」「好きか嫌い

か」という思考傾向。


■評価的傾向 考えることを重視。「失敗したくない」「無駄なことはしたくな

い」という思考傾向。


成功者には目標達成型傾向の人がおおいそうです。


なるほどでしょ!


まあ、誰しも、この4類型の要素を少しずつ持っていますので、私流に解釈するとこ

の4つのうちのどれが他の要素よりも勝っているかということになります。本でも

一番価値を置くのかと表現してあるので、たぶん、そういう意味だと思います。


私の場合、行動派ではあるのですが、やはり評価的傾向が強いわけで、だから、成

功できてないわけです。


だから性格を変えろって。


それはこの歳になって無理ですよね。


でも、意識して努力することはできそうです。


そうセミリタイヤを目指すためには「目標達成的」な要素を生活の中に入れるとい

うことです。ただ、成功者のように強烈なキャラクターを、いい意味でも悪い意味

でも持ち合わせていないわけですから、同じようにはいきません。


彼らがアントニオ猪木の「ダァー!!」というスタイルで自らをインスパイヤーし

ていくのなら、私は、ロウソクに火をつけるように「ぽっ」と心に火を付けたい。


多少風が吹いてもしなやかにそよぐロウソクの炎のような火を心につけたいわけで

す。


点火!


この炎を消してはいけません。


-----------


後楽園ホール

http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/


全体を興奮に包む熱気のある盛り上がり。


あるいは


映画を観た後の感動。


これもいいのですが、この熱はやがて冷めます。


醒めます。


ゆっくりでいい、自分らしい道をしっかりと歩き始めたいのです。


それはセミリタイヤに至る道であると同時に、すでにセミリタイヤを心の中に実現

した道でもあるのです。


他の人に影響されない。組織に振り回せれない。


それはたとえ群衆の中にいたとしても、組織の中にいたとしても、私は私の人生を

歩むという道なのではないでしょうか。


もちろん、このメルマガの目的は


それを実現するための


「経済的自由」


を得る方法を探るものです。


個人でパフォーマンス(実行)して成功している人はいます。そして、これは、今

までの時代よりも、可能性があるということです。


Yahoo!の孫さんや楽天の三木谷さんのような組織を作らなくても、そういわゆる起

業しなくても、個人プレーヤーとして成功している人が出てきているのです。それ

がインフォプレナー(情報企業家)と呼ばれる人たちで、今書店にいけばその手の

本がいっぱい並んでいます。月に○○万稼ぐという類の本ですが、この○○が最近

では○○千万になっています。


多少バブルな感じが匂ってきています。


当然、IT革命とともに起こったものですので辿ってみるとアメリカ発です。


資産を運用する方で「金持ち父さん、貧乏父さん」のロバート・キヨサキさんの名

前は聞いたことがあると思うのですが、株とかFXとか不動産とかではなく、イン

ターネットという新しい技術の枠組みを使ってひと儲けしようという流れがインフ

ォプレナー(情報起業家)です。


インターネットの最大の特色はオープンでフリーなところです。


いままで企業はクローズドにしてお金を儲けてきました。情報(IT)の世界でいえ

ばマイクロソフトのやり方です。情報をモノに変えて販売する。今まではどうして

もCD-ROMやDVDにしなければならなかったのですが、基本的には複製が簡単にできて

しまう情報やプログラムの世界では新しいことが起こったのです。


モノを販売するのではなく、ライセンス(使用権)を販売するというやり方です。

これなら、個人でもできてしまいます。(オープンソースという戦略がこれらの根


底にありますが、それはこんどGoogleやLinuxの話をするときに)


既存の企業(大組織)がインターネットを広告のツール、キャンペーンのツールと

して盛んに使い始めました。インターネットが完全に商業の場と化しているという

感じですが、それを逆手にとれば、個人でも儲けられるというわけです。


普通の感覚だと情報起業にいかがわしさばかりに目が行きますが、その奥というか、

その先に、とてつもない可能性があると私は見ております。


それがセミリタイヤで目指すものです。その可能性にかけてみたい。混交玉石のな

かから玉を取り出し、堂々と儲けていこう!その宣言がセミリタイヤ宣言なのです。


「組織」から「個」へ。


「従」から「主」へ。


そのためにまず、ブログを作りましょう。作ったら

ゆっくりセミリタイヤ倶楽部で紹介してください。

http://semiretire.d2.r-cms.jp/

そのブログから何かが生まれますよ。すでにお持ちの方はそれを紹介してください。

これからそれを大化けさせていきましょう。いやすでに成功している人は、ぜひそ

のノウハウを分かちあってください。それが、新しい時代の新しい経済の仕組みで

す。


今日は私のブログの一つも紹介します。


アフィリの初心者ブログ
http://fanblogs.jp/begin/


今日はここまで。

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<発行人>

森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

メールマガジン名
「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

ご意見ご感想は下記の投稿フォームで。
http://form.mag2.com/doueatimou

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