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メールマガジンバックナンバー 2008/8/27

ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!第八号

 written by 森田 達也 投稿日時:2008/08/27(水) 15:04

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ゆっくりセミリタイヤ倶楽部

「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

第8号 2008.08.26

http://semiretire.d2.r-cms.jp/

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北京オリンピックも終わりました。

昨夜はNHKで総集編を見ました。感動をありがとうと選手たちには言ってあげたいで

すね。


盛り上がりはどうだったのか気になるところだが、やはりオリンピックも選手たち

も変化してきているように感じます。


NHKの総集編の中で印象的だったのは日本柔道と世界の柔道の違いでした。一本勝ち

にこだわる柔道とポイント制になってからポイントで勝ちに行こうとする世界柔道

の戦い。選手たちの心が揺れているのがわかりました。


その中で発言や行動で問題になった100キロ超級の石井慧(さとし)選手の戦いぶり

です。解説がなければわからなかったのですが、彼は世界基準に合わせて勝ちにい

った選手でした。


技をかけて一本を狙いにいくのが日本の柔道であるとすると、ポイントを取るため

にレスリングのタックルまがいに低く相手の足を狙っていくのが今の世界のJUDOUだ

というのです。技をかけるためには相手と組まなければいけませんが、組ませても

らえないわけです。石井の柔道はむしろポイントを取りに行く柔道に徹したわけで

す。決勝戦はポイントを稼いだら、あとは時間を稼ぐといういままでの日本柔道に

ない戦術を取り、優勝。


おそらく、日本代表になるまでの彼への日本柔道界からの風当たりは相当なもので

あったと思います。試合当日も実況放送を見ていましたが、解説者が彼には厳しい

ことをいうわけです。積極性がないというような。国内選考会での彼の戦いぶりに

は注文がついていたようでした。


彼が優勝した時にインタビューでしゃべった奇異な一言一言に実はこういう背景が

あったのだとわかり、昨日の放送後、妙に納得しました。「斉藤監督のプレッシ

ャーに比べれば日本代表というプレッシャーなど屁でもないです。国士舘のために

がんばりました。」というようなことをしゃべったのですが、その時は「なんだこ

いつ」と思いましたし、解説者も「石井にはしゃべらせない方がいいですね」と発

言しました。


彼が戦ったのは世界の柔道とではなく、日本の柔道界という組織との戦いではなか

ったかとさえ思えてきました。


優勝直後の先週の週刊誌の電車の中づりには石井選手がウツであるというような書

き方がされていました。そういうプレッシャーとの戦い。見えない組織とのプレッ

シャーの中で金メダルを勝ち取った石井選手のことを見直しました。


もちろん、女子の谷本歩実選手のように日本柔道の伝統の一本勝ちにこだわり続け

金メダルを取った選手もいます。ただ多くの選手が苦しんでいるのだとわかりまし

た。それは、おそらく日本柔道界という組織との戦いでもあるのです。


今日、このことを書いたのは、「個」と「組織」ということを言いたかったのです。


すでに世界ではインターネットによって「個」で生きていく環境が整いつつありま

す。


そして、それは確実にこれからの生き方になっていくと思われます。たとえ組織の

中にいても「個」ということを意識した仕事の仕方が求められます。


日本のお家芸「柔道」のように、組織の調和をお家芸としてきた日本企業は世界に

取り残されていきます。


「セミリタイヤ」とはそういうことだと思うのです。


多くの読者が、いやそんなことではなくて金儲けをして、はやく経済的に自由にな

りたいのだ、と思っておられるでしょう。あるいは現在、経済的に不安な時代だか

らしっかりと将来の備えをしたいって。


いやインターネットの世界にビジネスチャンスがあるし、それを実践したいという

方もいるでしょう。


それでいいのですが、そこにいけるかは実は私たちの中の「常識」との戦いである

と考えています。


儲けるという行為あるいは言葉への心理的抵抗というのはかなり多くの人が持って

いるのです。

だから「突き抜ける」ことができない。「儲ける」ことに徹しきれない自分がある

のです。


どうしても「個」で生きていくためには、石井選手のように他からどう見られても

勝ちにいくという強さが必要です。


「セミリタイヤ」を実現するためには実はこの表面的には「組織」や内面的には

「常識」との戦いを乗り越える必要があります。


実践には「儲けに徹しきった」割り切りがどうしても必要です。


なぜ、ここまで、実践のことを言わずに「セミリタイヤ」の意味について毎日強調

するのか、わかってもらえれば幸いです。


出発の時点でこれがなければ途中で迷うからです。くじけるからです。それは自分

の中の「常識」との戦い、あるいは「ここにとどまっていたい」という現状維持の

思いとの戦いです。


世界の動きを見ていると、「現状維持」の戦略はとても危ういものに見えます。


今日で8号目になりましたが、このメルマガがいいたいことは少しづつ理解していた

だけるようになったのではないでしょうか。


今日の結論


セミリタイヤとは現状維持をしようとする自分自身の内面的な戦いであり、組織の

なかで「個」を生かしていく外面的な戦いである。

きょうはここまで。

--------------
とにかく以下の2冊の本は読んでみてくださいね。インターネット時代を生きるため

の指南書だと思います。

梅田望夫 著

『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480062858/ref=nosim/blc5-22

『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか 』(ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480063870/ref=nosim/blc5-22

***************************************
『誰でもできるけれど、

ごくわずかな人しか実行していない

成功の法則』

ジム・ドノヴァン著

http://www.amazon.co.jp/dp/4887591268/ref=nosim/blc5-22

第5回

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「ありのままを受け入れる」

この本と付き合ってみて、 一読では読み飛ばしてしまう細かな日本人との違いに
気づかされます。今日の箇所などがそうです。日本人ならありのままを受け入れる
というと、諦念観のような感じがしますが、アメリカ人は、そうではなく、その先
があるのですね。

静謐(セレニティ)の祈りをしようと書いてあります。これについては後で少し触

れます。

結論として

「変えることのてきないことを受け入れよう。変えることのてきるものは変える勇気

を持とう。」

と書いてあります。

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これはアメリカの社会倫理学者で大統領の政治顧問を務めたラインホールト・ニー
バーの祈りとして有名です。実はこれを座右の銘にしている政財界人は多くいます。

英語と日本語で紹介しておきましょう。

O God , give us serenity to accept what cannot be changed,
courage to change to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与え

たまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを

与えたまえ。そして変えることのできるものと、変えることのできないものとを、

識別する知恵を与えたまえ。

はじめにリーダーズ・ダイジェストに名前が明かされずに紹介され、後にニーバー

の祈りとして知られるようになったものです。日本語訳は神学者でアメリカ留学し

ニーバーの元で学んだことのある大木英夫博士なのですが、日本語訳をよく見ると

英語と少し順序が違います。わかりますか?日本人に変えることのできないものに

ついてを先にもってくると、そのまま、諦めてしまう。そう考えて、逆にしたとご

本人から聞きました。アメリカ人は何でも変えようとする。日本人はとどまろうと

する。だからニーバーは変えることのできないものを受け入れる冷静さを持てとい

い、大木博士は変えることのできることを変える勇気を持てと強調されたわけです。

なるほどと思いました。


これまでのTips
第1章 始める
第1回「今すぐ始める」
第2回「行動を起こす」
第3回「好きな仕事をする」
第2章 ものの見方を変える
第4回「ものの見方を変える」

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<発行人>

森田 達也 (ゆっくりセミリタイヤ倶楽部)

メールマガジン名
「ゆっくりじっくりあなたも一緒にセミリタイヤを目指しましょう!」

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